【函館市】函館港を一望できる「元町公園」で函館の歴史を楽しんみませんか。
こちらは『元町公園』です。
基坂の下から見ると、まるで「旧函館区公会堂」の前庭のような感じで、函館港を一望できる絶好のポジションのきれいな公園といった感じなのですが、こちらの公園は、景色を楽しむだけではなく、函館の歴史を楽しむこともできる公園です。
『元町公園』は、函館が「はこだて」と呼ばれるようになった由来の場所でもあります。
その始まりは、室町時代までさかのぼり、後の松前藩初代藩主「武田信広」と共に津軽からやってきた「河野政通」が、現在の元町公園のすぐ下にあるペリー監督来航記念碑のある広場付近に箱型の館を築いたことから「箱館」の名がついたそうです。
『元町公園』は、江戸末期には幕府の箱館奉行所として、明治時代には、開拓使函館支庁・函館県庁・北海道庁函館支庁などが置かれていた政治の中心の場所でもあり、北海道有形文化財でもある「旧北海道庁函館支庁庁舎」があります。
その隣には、北海道指定有形文化財の「旧開拓使函館支庁書籍庫」などもあり、こちらのレンガには、明治の製造年の刻印がのこされていますので、さがしてみてください。
さらに公園内には、私財をなげうって函館の都市形成に貢献した「四天王」の像などもあり、公園としては、あまり大きな公園ではないのですが、様々な楽しみ方ができる公園です。
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