函館では、不名誉な形で全国にさきがけて2月の末に新型コロナウイルスの感染症患者の発生があり、食のイベントなど様々なイベントが中止となってしまいました。

どこへ行ってもにぎやかだった函館の観光地は、新型コロナウイルスの影響で観光客の姿が極端に少なくなり、函館市内の飲食店へも大きな打撃をあたえています。

しかし、その後の函館市民の底力か、2月26日以降、感染症患者を増やすことなく現在に至ります。

現在、北海道内だけの問題のように扱われていた新型コロナウイルスの影響は、全国、全世界へとおよび、暗いニュースばかり流れてきますが、そのような中、今度は、いち早く落ち着きを見せ始めてきたようにみえる函館から明るい話題を提供していきたいものです。

#函館テイクアウト#函館オードブル#函館配達　の中でも#函館テイクアウト　が育っています
皆様のお陰です、感謝です。 pic.twitter.com/XF44xxFhL4

— 函館魚まさ 公式アカウント (@hakodateuomasa) March 6, 2020

新型コロナウイルスの影響で飲食店などの客足が落ち込む中、SNSを使っての素敵な取り組みが広がっています。

＃函館テイクアウト

＃函館オードブル

＃函館配達

などのタグで、Twitterやインスタグラムで検索すると、お持ち帰りメニューの画像が表示されるもので、『函館魚まさ』さんからの呼びかけで、現在、函館市内の80店舗が参加しているとのことです。

この取り組みは、函館だけではなく、札幌や釧路など道内10市町村にも同様の取り組みが広がっているとのこと。

もともと函館には、テイクアウトのお店があまり多くなかっただけに、このような取り組みはとてもうれしいですね。

できれば、今までテイクアウトを行っていなかったお店もどんどん参加していただけると、高齢の方や妊婦さんなど、感染リスクの高い方々も安心して『食』を家で楽しむことができます。

 

函館の歴史は『大火』を抜きにして語ることができませんが、明治以降100戸以上を焼失する大火を過去に26回も発生させながらもそのたびに復興を遂げてきた函館ですから、今回の新型コロナウイルスに関しても素早く復興を遂げることができると思います。

まだまだ油断はできない新型コロナウイルスではありますが、ただいたずらに不安がるだけではなく、どんな状況にあっても明るく前を向く『函館』を全国にさきがけてアピールしていきたいものです。

【函館市】『函館山は不死鳥の頭である』という説があるのを知っていましたか？

（Nagare〆）