【函館市】ペリー来航後わずか3年ほどでつくられた日本初洋式帆船『箱館丸』は復元されたものとはいえ見ごたえがあります

こちらは「函館市西埠頭」大町にある『箱館丸』です。

※こちらの『箱館丸』は1988年に開催された「青函トンネル開通記念博覧会」で展示会用に復元されたものです。

『箱館丸』は、幕末の日本で日本人の創造設計によって日本で最初に造られた「洋式帆船」のひとつです。

※洋式帆船:西洋洋式で建造された帆船のこと。

具体的には船体の構造などが西洋の伝統的な帆船の設計に基づいているものを指します。

場所が少々わかりにくいのですが、復元されたものとはいっても長さ29メートル、総重量は95トンにもおよぶ構築物で、船底まで見ることができますので見ごたえがあります。

※残念ながら中に入ることはできません。

1857年に当時の箱館奉行「堀 利熙(ほり としひろ)」の要請で「高田屋嘉兵衛」のもとで船大工として働いていた「続 豊治(つづき とよじ)」によって建造されました。

「ペリー提督」が函館(当時は箱館)に来航したのが1854年ですので、こちらがその後の函館の開港や近代化に影響を与えた可能性が高いだろうということは想像できます。

それにしても、その後わずか3年ほどで、このような技術を身に着けたというのは驚くべき進歩です。

☆『箱館丸』はこちら↓

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