【函館市】『函館千秋庵総本家』の「中花饅頭」といわれてどんな商品を思い浮かべますか。
こちらは、1860年創業の老舗菓子店『函館千秋庵総本家 宝来町本店』です。
函館山のふもと、函館市電「宝来町」電停のすぐそばにあり、目の前には高田屋嘉兵衛の大きな像があります。
もともとは秋田藩士が開いたお店だそうで「千秋庵」という店名も秋田を懐かしむ思いが込められているそうです。
店内には、地元の素材を使った和菓子が並び、大正時代から使われている壁掛け時計や、昭和初期につくられた店周辺の地図などもあります。
大正時代から受け継がれている「どらやき」や和洋折衷のおせんべい「元祖山親爺」が人気のお店です。
店頭販売のみの「中花(ちゅうか)饅頭」「小萩饅頭」「大福」なども人気があります。
お供えしてる、函館千秋庵の中華まんじゅう。本州で中華まんじゅうを見た事がないけど、北海道だけのもの? pic.twitter.com/hhTXC7vutE
— きらら (@kobateru) March 8, 2014
函館での「中花饅頭」とは、三日月のようなカステラ風の皮で小豆の餡を挟んだ和菓子のことで、豚肉などのジューシーな餡が入っているものではありません。
※函館では、一般的に「中華まんじゅう」と記載されますが、千秋庵では「中花饅頭」と表記されています。
函館の方や本州の一部の地域の方ならご存知かと思いますが「中花饅頭」を注文して、和菓子がでてきて驚いたという話もよく聞きます。
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