【函館市】世界遺産登録を目指している史跡『大船遺跡』を訪れたことはありますか?
こちらは、史跡『大船遺跡』です。
「函館市縄文文化交流センター」から5㎞ほど北西の位置にあり、太平洋を見下ろす丘の上にあります。
大船遺跡
縄文時代の竪穴式住居 pic.twitter.com/Je1O0ijLqC— YAZU (@b9VKKvun1josLI4) June 26, 2019
1996年に行われた発掘調査で発見された、大船川左岸の標高40~50mの海岸段丘に位置する、約5,400~4,100年前の縄文時代中期を中心とした大規模な集落跡です。
大型竪穴住居を含む96軒の住居跡が密集した状態で確認され、その広さが7.2haに広がる大規模な集落跡であることがわかり、2001年に、国の史跡に指定されました。
こちらの竪穴住居は、一般的な竪穴住居の深さが0.5mほどであるのに対し、なかには深さ2m、直径10mを超える非常に規模の大きなものもあり、上下に二層構造で構築されていたものと推測されています。
1万年以上続いた縄文文化は現在、世界的に注目を集めるようになりましたので、東日本における代表的な集落遺跡「北海道・北東北の縄文遺跡群」として、現在、世界文化遺産への登録を目指しています。
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