【函館市】『ローマへの道』と言われたらどこの道を思い浮かべますか?
ここが、どこかわかりますか?
北斗市から木古内町へ向かう途中にある渡島当別にある道です。
海沿いの道から山の方へ上がると、いきなり、異国のような景色に変わります。
広々とした牧草地の間におよそ800mのポプラ並木が、真っすぐに『トラピスト修道院』へと続いています。
『トラピスト修道院』の正式名称は、『厳律シトー会灯台の聖母トラピスト大修道院』といいます。
1896年(明治29年)に白塗りの木造修道院が建てられ、翌年、フランスから来た『ジェラール・プーリエ(後に日本に帰化して岡田普理衛(ふりえ)と改名)』が、初代院長となりましたが、1903年(明治36年)に火事で焼失してしまいますが、1908年(明治41年)に再建され、現在の建物になりました。
『トラピスト修道院』では、開墾・農耕・牧畜に力を入れています。
トラピストバターやクッキーが生産されており、駐車場敷地内にある直売店で購入することができます。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休業していましたが、2020年(令和2年)5月17日より、再開してます。
トラピスト修道院にある三木露風の詩碑を訪ねました。「赤とんぼ」「野ばら」などの歌詞はここでの体験をもとに生まれたと言われています。クリスチャンだったんですね~ #三木露風 #ケルティックハープデュオとねりこ pic.twitter.com/zu49u49Crp
— ケルティックハープデュオ とねりこ (@harpduotoneriko) August 20, 2019
この駐車場近くの庭園前に動揺『赤とんぼ』の詩人である三木露風の詩碑があります。
三木露風は、4年間この『トラピスト修道院』に滞在し、その時に故郷を思いながら『赤とんぼ』の詩をつくったそうです。
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