【函館市】実は青柳坂にある青柳小学校の花壇が歴史のあるものだって知っていましたか?
こちらは『青柳坂』です。
『青柳町』の方へ向かって登っていることから『青柳坂』と呼ばれるようになりました。
昭和40年まで坂上に春日町があったため『春日坂』と言われていたこともあります。
昔は、この坂を『聖天坂(しょうでんざか)』と言いました。
『聖天』とは、『大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)』という仏教の守護神の事で、坂の途中にある『天台宗天祐寺』に祀られています。
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『青柳坂』の途中にある『函館市立青柳小学校』は、昭和9年『大火復興小学校』として『高盛小学校』とともに一番最初に竣工したものです。
意外と歴史のある物だった函館市立青柳小学校の花壇
今は花壇だが校舎が建設された昭和10年に口から水が出る噴水として設置、長らく児童の顔の部分が壊れたままだったが平成19年に復元。
顔の表情の資料探しに苦労したらしい。 pic.twitter.com/icEA6c6Wbu— はちまる (@hakolove283) February 4, 2020
『函館市立青柳小学校』は、開校140年以上の小学校で、1878年(明治11年)に『公立住吉学校』として創立し、1990年に『谷地頭小学校』と『青柳小学校』が統合して、新生『函館市立青柳小学校』として開校しました。
『函館市立青柳小学校』のコンクリート校舎の建設は、1935年(昭和10年)に開始され、その年の12月末に竣工するという驚異的なスピードで工事が行われた建物です。
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坂をのぼったところには、『函館公園』があります。
『文化財保護法の名勝』『日本の歴史公園100選』『北の造園遺産』などに指定されている都市公園の一つです。
『函館公園』の敷地は財務省所管の国有財産で、函館市が無償貸与を受けています。
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