【函館市】函館にも黒船来てますよ!見どころが多い『基坂』にペリー提監来航記念碑があることを知っていましたか?

こちらは『基坂(もといざか)』です。

明治時代に、函館から札幌へ向かう函館本道の起点となる、里数を計る『里程元標』が建てられていたことから、この名前となりました。

『基坂』は、『海上自衛隊』から電車通りまでグリーンベルトが整備されており、そこには『明治天皇御上陸記念碑』があります。

『明治天皇御上陸記念碑』は、『明治天皇』が1876年(明治9年)に東北・北海道巡幸で来函を記念して建てられました。

通算3度足跡が残されたことから『三蹤碑(さんしょうひ)』という別名もあります。

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通りの角には、1913年(大正2年)築のパステルグリーンの洋館建築、伝統的建造物でもある『相馬株式会社』のルネサンス風事務所建屋があります。

★『相馬株式会社』の社屋はこちら↓

【函館市】函館市旧イギリス領事館内の『ヴィクトリアンローズ』でアフタヌーンティーが楽しめます!

坂の途中には、江戸時代末期に設置され1934年(昭和9年)まで領事館として使われていた函館市の有形文化財でもある『旧イギリス領事館』があります。

★『旧イギリス領事館』はこちら↓

1854年(安政元年)に函館が開港する契機となる米国のペリー提督率いる黒船5隻が函館に来航しました。

旧市立函館病院跡の緑地には、その150周年を記念して2002年に『ペリー提監来航記念碑』が設置されています。

★『ペリー提監来航記念碑』はこちら↓

『五稜郭』がつくられるまでは、この『基坂』の上の方にある『元町公園』の場所に『函館奉行所』があったので、江戸時代には『お役所坂』とか『御殿坂』と呼ばれていました。

本来ならこの写真の奥の方に見えるはずの元町公園の奥にある『旧函館区公会堂』は、函館の代表的な歴史的建造物で、国の重要文化財でもありますが、現在、保存修理工事のため休館中です。(2021年春まで)

元町公園内の正面から入ったときの左奥には、重厚なレンガ造りの建物『旧開拓使函館支庁書籍庫』があります。

1880年(明治13年)に建造されたとされており、1907年(明治40年)に発生した大火の類焼を免れ、庫内にあった行政資料も丈夫なレンガ壁によって守られたそうです。

現在は、開かずの扉となっておりますが、年に2回の防火点検時にその封印が解かれます。

他にも『元町公園』内には、1909年(明治42年)に建築され、1907年(明治40年)の大火で一度焼失するも、1909年(明治42年)に修復整備された、北海道有形文化財にも指定されている『旧北海道庁函館支庁庁舎』もあります。

こちらは、現在、『函館市元町観光案内所』として活用されています。

★『元町公園』はこちら↓

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Nagare〆

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