【函館市】戸井線の跡を追ってドライブに出かけてみませんか?
五稜郭駅→函館市中心部→『下海岸』→旧戸井町の戸井駅までの29.2㎞を結ぶ予定だった、戸井線の跡を追ってのドライブはいかがですか?
五稜郭駅から函館中心部に関しては、鉄道の跡の面影がほとんどありません。
しかし、函館中心部から恵山方面へ向かう途中に、いくつか鉄道跡を見つけることができます。
★函館市内にある戸井線跡★
まずは、こちら、国道278号線の戸井線・汐泊川を渡る『旧戸井線遺構』です。
高さは、7~8mくらいでしょうか?
今日の国鉄戸井線汐泊川橋梁。 pic.twitter.com/veWvRiB2kc
— memo (@memo_hako) July 29, 2017
恵山方面へ向かう時に『これって何だろう?』と思われたことがある方も多いのではないでしょうか?
もしかすると、この汐泊川の上に線路があったのかもしれないと思うと感慨深いものがあります。
さらに恵山方面へと向かうとあるのが、戸井の手前、汐首岬付近にある近代土木遺産でもある『旧戸井線コンクリートアーチ橋』
川を渡るわけではないのに平地がないための解決策として、このような『旧戸井線コンクリートアーチ橋』がつくられたという事は、当時、トンネルを掘ることを極力避けていたという事がよくわかります。
『旧戸井線コンクリートアーチ橋』から恵山方面へ進むと直ぐに左手の方に見えるのが『汐首岬灯台』です。
戸井線の橋脚と思われるもののすぐ上にありました。
こちらの灯台は、本州と北海道を結ぶ最短の地である戸井町であるがゆえに、重要な役割をはたしています。こちらも『土木遺産』です。
灯台へ続く道もありましたが『立入禁止』だそうです。
こちらが、本州に一番近い場所『汐首岬』です。
大間まで17.5㎞なら、泳ぎの得意な方なら泳いで渡れそうな気もしますが。。。
津軽海峡横断泳は、世界オープンウォーター協会が提唱する世界七大海峡横断泳の一つと言われており遠泳の難所ですので、くれぐれも安易に挑戦しないでくださいね。
★旧戸井線遺構はこちら↓
★旧戸井線コンクリートアーチ橋はこちら↓
★汐首岬灯台はこちら↓
★汐首岬はこちら↓
(Nagare〆)
※記事初出時、汐首岬灯台が現在は未使用と記載していましたが、現役の灯台でした。訂正しお詫び申し上げます。(2021年1月17日更新)