【函館市】おなじみ金森赤レンガ倉庫!金森赤れんが倉庫の歴史はご存知ですか?
こちらは、『金森赤レンガ倉庫』です。
すっかり地元民にお馴染みの場所ですが、この『金森赤レンガ倉庫』にどのような歴史があるか知っていますか?
『金森赤レンガ倉庫』は、創業者である渡辺熊四郎が、船場町(現在の末広町)で不要になっていた共同運輸の敷地を購入し、1887年(明治20年)に2万石収容のレンガ造りの倉庫を完成させたことからはじまります。
当時、露領漁業の最盛期だったこともあり、倉庫業も黄金時代となったのですが、1907年(明治40年)の函館の街の2/3弱を焼き尽くした火災で損害を受けてしまいます。
しかし、すぐに不燃質の建材を用いた倉庫の再建が決まり1909年(明治42年)には完成。
翌1910年(明治43年)には事業を回復させるという速さで復興し、函館市の倉庫業における中心的存在となりました。
そんな『金森赤レンガ倉庫』も昭和後期には、輸送形態の変化や北洋漁業の縮小などが原因で勢いを失っていきました。。
その一方で『建造物』として注目されるようになり、映画・TV・CMなどで使われて知名度が上がっていったことから現在の『金森赤レンガ倉庫』へと生まれ変わりました。
現在、この地域一帯は『重要伝統的建造物群保存地区』街並みは『北海道遺産』に選定されています。
『金森赤レンガ倉庫』はこちら↓
(Nagare〆)