【函館市】2025年8月1日(金)~8月31日(日)「特別史跡五稜郭跡」にある『五稜郭 兵糧庫』が特別公開しています
2025年8月1日(金)~8月31日(日)「特別史跡五稜郭跡」にある『五稜郭 兵糧庫(ひょうろうこ)』が特別公開しています。
『五稜郭 兵糧庫』は、五稜郭が築造され「函館奉行所」が完成した時期、1864年に建てられた幅21.8メートル・奥行9.1メートル、広さ60坪ある、土倉造りの建造物です。
箱館戦争終結した後、五稜郭内の建物は「函館奉行所」をはじめとしてほぼすべてが解体されたのですが、この土蔵造りの『五稜郭 兵糧庫』だけは手をつけられずに残りました。
幕末から明治維新の激動の中、解体を免れた唯一の歴史的建造物です。
『五稜郭 兵糧庫』は、復旧工事が行われる前は、外壁に長い板材を横に用いて板の下端が少し重なるように張られた下見板張りになっていたそうで、建築当初の姿とはかけ離れた姿になっていたそうです。
しかし1972年~1973年にかけて、解体を伴う復元・復旧工事が行われ建築当初の土蔵造りの姿になり、その後2001年~2002年に行われた発掘調査で得られた柱穴の位置をもとに現在の姿となりました。
当時の木材など、可能な限り再利用されたそうです。
通常は、外観のみしか見ることができませんが毎年8月の1か月間のみ、内部が特別公開されます。
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