【函館市】2025年7月7日(月)は「七夕」です! 笹とお菓子の準備はできていますか?
2025年7月7日(月)は「七夕」です。
すでにスーパーでは、子ども達に配るためのお菓子が大量に並んでいます。
「七夕」は、織姫と彦星が1年に1度だけ天の川で会える日とされていて、一般的には笹飾りや短冊に願い事を書いて過ごすものですが函館の「七夕」は少々変わっています。
函館の七夕では「ろうそくもらい」という行事が市内のあちこちで行われます。
「ろうそくもらい」とは、七夕の夜に子どもたちが1軒1軒、笹が飾られている家を訪問して「竹に短冊七夕祭り 大いに祝おう ローソク1本ちょうだいな」と「七夕の歌」を歌うと、お菓子などがもらえる行事のことです。
このハロウィンにも似た行事を毎年、函館の子どもたちは楽しみにしています。
※子どもといっても原則小学生までです。
この風習は、江戸時代から始まったとも言われており、歌の通りはじめのころは「ろうそく」をもらっていたそうですが、次第にろうそくとお菓子を配るようになり、90年代に入るころにはほぼ、お菓子だけが配られるようになりました。
地元民からすると七夕恒例の景色ですが、観光に来られた方やまだ函館に引っ越しをしてきて日が浅い方々はびっくりされるようです。
今年も小さな子供たちが、親に手を引かれながらあちこち歩く微笑ましい姿を見ることができそうです。