【函館市】「入舟町」を散策していたら『函館漁港』で気になるものを見つけたので調べてみました!
こちらは、入舟町にある『函館漁港』です。
入舟町は、函館の歴史の中でも古くから開拓されている地域ですので、散歩がてら歩いてみるとなかなか興味深いものを見つけることができます。
『函館漁港』には「函館港改良工事記念碑」というのがあるのをご存じですか?
『函館漁港』ができたのは、「函館港」が明治に入ってから貿易量が急激に増大したことで出入港する船舶が大幅に増えたことがきっかけで、出入港する大幅に増えた船舶に必要なドッグを整備するため、人口の増加への対応や西からの波浪から船舶を保護する目的で1896年より「函館港改良工事」が開始されたそうです。
こちらのすぐ横には現在もなお現役の、この工事で作られた「船入澗防波堤(ふないりまぼうはてい)」を見ることができます。
当初防波堤は、北側に104m、南側に54m建設されたそうで、このうち北側約100m、南側約10mが現存しています。
竣工から126年(現在2025年)を迎える現在でも防波堤として機能している現役の港湾構造物として学術的にも貴重な財産となっているそうです。
土木学会「選奨土木遺産」や水産庁「未来に残したい漁業漁村の歴史的文化財百選」などにも選定されています。
参考サイト:国土交通省 北海道開発局 函館開発建設部 ホームページ
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