【函館市】2025年4月1日~15日「高龍寺」の120年ぶりに修復された「釈迦涅槃図」が一般公開されています
※こちらの写真は修復前のものです。
2025年4月1日(火)~15日(火)「高龍寺」で北海道指定文化財の「蠣崎波響(かきざき はきょう)」筆の「釈迦涅槃図(しゃかねはんず)」が一般公開されています。
※蠣崎波響(1764~1826)江戸時代後期の画家、松前藩家老
「釈迦涅槃図」は江戸時代後期に釈迦が亡くなるときの様子を描いたものです。
「蠣崎波響」と親交のあった「高龍寺」の「華重禅海住職」に1811年に贈られたものだそうです。
函館は過去に幾度も大火に襲われました。
※北面と西面に設けられたレンガ造りの防火塀。
度重なる大火の歴史からレンガ塀で延焼を防止していたそうです。
大火による被害は、函館で最も古い寺院である「高龍寺」も例外ではありませんでしたが「釈迦涅槃図」は奇跡的に火災を逃れ現代まで寺宝として受け継がれています。
前回の修復・改装は1902年だったそうですが今年は、クラウドファンディングのおかげで120年ぶりに修復が実現しました。
縦3メートル、横は掛け軸2本で2.8メートルもある大作は見ごたえがあります。
蠣崎波響筆「釈迦涅槃図」
期 間:2025年4月1日(火)~15日(火)
開館時間:9:00~16:30
入館料 :無料
場 所:高龍寺本坊
※拝観される際は、庫裏(事務所)の受処で声をかけてから本堂へ向かってください。
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