【函館市】2024年7月7日(日)は函館の子どもたちが毎年楽しみにしている「七夕」です!
2024年7月7日(日)は「七夕」です。
七夕といえば、織姫と彦星が1年に1度だけ天の川で会える日とされており、一般的には笹飾りや短冊に願い事を書いて過ごしますが函館の「七夕」は少々変わっています。
函館の「七夕」では、七夕の夜に子どもたちが1軒1軒、笹が飾られている家を訪問し「七夕の歌」を歌ってお菓子などがもらえる「ろうそくもらい」という行事が市内あちこちで開催されます。
※子どもといっても原則小学生までです。
お菓子の準備をしている家の目印は玄関先に飾られた笹です。
笹が飾られている家の玄関先で子どもたちが「竹に短冊七夕祭り 大いに祝おう ローソク1本ちょうだいな」と歌うと、家の方がお菓子を渡してくれます。
このハロウィンにも似た行事を毎年、函館の子どもたちは楽しみにしています。
「七夕」が近くなるとスーパーには、笹や子どもたちに配るためのお菓子が大量に並びます。
地元民からすると七夕恒例の景色ですが、観光に来られた方やまだ函館に引っ越しをしてきて日が浅い方々はびっくりされるようです。
この風習は、江戸時代から始まったとも言われており、歌の通りはじめのころは「ろうそく」をもらっていたそうですが、次第にろうそくとお菓子を配るようになり、90年代に入るころにはほぼ、お菓子だけが配られるようになりました。