【函館市】『開進橋』が解体されます! 2023年8月21日~2025年3月頃まで「緑園通り」の一部区間が通行止めになります!
こちらは、湯川町にある『開進橋』です。
自転車歩行者専用道の市道緑園通の途中にあります。
現在、市道として使われていますが幅員が狭いことから車両の対面通行はできません。
函館市では、都市計画道路日吉中央線の整備に伴い自転車歩行者専用道の市道「緑園通り」の一部区間を2023年8月21日~2025年3月頃まで通行止めにするそうで、これに伴い3連アーチ橋の『開進橋』を来年度には解体することになったそうです。
『開進橋』は、コンクリート製の長さ19.6m、幅5.0mのアーチ橋で、1942年に戸井線をまたぐ跨線橋(こせんきょう)としてつくられました。
橋の下は「緑園通り」となっており、橋がかかっているアーチ部分にはコンクリート片の落下を防ぐためカバーが備えられています。
報道によると函館市は2018年度から「市道日吉中央線」の拡張を進めており、橋の架け替えによって現在の幅員を16mに広げ、橋の土台となる橋台に「ボックスカルバート」と呼ばれるトンネルを設置するそうです。
『開進橋』の建設当時は鉄材が不足していたといわれていますので、鉄材を使用していない可能性が高いそうで安全性への懸念も高まっていたそうですので仕方がないことなのかもしれませんが、見慣れたこの景色を見ることができなくなるのは寂しいものです。
間もなくこの景色も見納めとなります。