【函館市】2021年4月1日~15日に高龍寺本堂で「蠣崎波響」の「釈迦涅槃図」が一般公開されます。
2021年4月1日(木)~15月(木)高龍寺本堂で、北海道指定有形文化財である寺宝、「蠣崎波響(かきざき はきょう)」の「釈迦涅槃図(しゃかねはんず)」を一般公開するそうです。
入場料は無料ですが、拝観する際は、庫裏の受処で声をかけてから本堂に進んでください。
「釈迦涅槃図」を描いた画家「蠣崎波響」は、松前藩家老でありながら、江戸時代後期の画家としても活躍し、自然や動物を題材に多くの作品を残した画家で、中でもアイヌの首長たちを描いた連作肖像画「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」で注目されました。
「釈迦涅槃図」は、「蠣崎波響」と親交のあった「高龍寺」の「華重禅海住職」に1811年に贈られたものだそうで、縦横3メートルにわたる大作です。
釈迦・僧侶・貴族・俗人のほか、様々な植物や動物が繊細に描かれています。
「高龍寺」は、本堂や山門・鐘桜・金毘羅堂なども国登録有形文化財に指定されていますので合わせて鑑賞されてみませんか。
☆「高龍寺」はこちら↓