【函館市】七飯町に『箱館醸造』と函館市内に『函館五稜乃蔵』という日本酒の酒倉ができるそうです。
七飯町に約35年ぶりに地元有志による日本酒造りの新酒倉『箱館醸造』ができます。
2020年8月に醸造所を着工し、2021年から仕込みを始めるそうです。
新酒倉は床面積約720㎡で、地元農家から仕入れた酒米を伏流水で仕込み、まずは少量で醸造し、その後、本格稼働に移り、年100キロリットルほどの生産が可能だそうです。
幕末に箱館奉行所が治めていた道南を代表する日本酒を目指し、AI(人工知能)分野に強い「公立はこだて未来大学」や同大発スタートアップ企業と連携して、高品質なお酒を安定的に生産するノウハウを確立させていくそうです。
また、これとは別に、上川管内上川町の酒造会社「上川大雪酒造」が、親会社の「緑丘工房(札幌)」と函館の複数の企業が新会社『函館五稜乃蔵(ごりょうのくら)』を設立し、函館市内に54年ぶりに酒倉を新設するそうです。
2021年4月に着工、同12月上旬に出荷するそうです。
酒倉は、亀尾地区の小中学校跡地に建設するそうで、こちらは、江戸期に道内初の幕府の模範農場「御手作場(おてさくば)」が設けられた稲作地帯で、函館市内で唯一、酒米「吟風」を栽培しています。
地元の酒米や水を使い、年間生産量60キロリットルを見込み「函館高専」と連携し、醸造技術などの研究を進めるそうです。
Nagare〆
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