【函館市】『笹流ダム』の上流に湯治場があったことを知っていましたか?

こちらは『笹流ダム』です。

2020年笹流ダム・春

大正12年に日本で最初に建設されたバットレスダムで、歴史的価値の高いダムとして土木遺産に認定されています。

バットレスダムは、現在日本に6基しかなくその中の1基ではありますが、1984年(昭和59年)に改修工事が行われており、当時の外観とは異なっています。

現在は、堤体中央部130.9mは、バットレスダムで右岸取り付け部37.58mは、重力式コンクリートダムです。

ダムによってできた人造湖は笹流貯水池として2005年(平成17年)にダム湖百選に選ばれています。

『笹流ダム』の上流には、昔、湯治場があり硫黄冷泉が湧き出ていて、沸かし湯で湯治場が開かれていたそうです。

すぐそばの川が笹流ダムへ通じることから、汚水が貯水池に流れ込むことを懸念した函館市水道課が1924年(大正13年)に買収して営業を廃止したそうで、この湯治場は神山湯治場跡として、神山霊場奥の院(不動沢)の近くにあるそうです。

前庭広場は芝生で覆われピクニックなどでもよく利用され、春は桜、秋は紅葉の名所として親しまれていますが、今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間、火気の使用は禁止するとともに宴会の自粛の要請がされています。

★『笹流ダム』はこちら↓

Nagare〆

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

コミュマッチ