【函館市】北海道で唯一の東照宮『北海道東照宮』の御朱印は金色の徳川家の葵紋が押印されています!
こちらは、『北海道東照宮(函館東照宮)』です。
御祭神は、東照大権現(徳川家康公)です。
北海道で唯一の『東照宮』ですので、函館にありながら『北海道東照宮』の名称を名乗っています。
1814年(文化11年)江戸幕府による蝦夷地統治政策の一環として、日高の様似に建立。
1864年(元治元年)五稜郭が完成すると五稜郭の鬼門にあたる東北の上山村(現在の神山3丁目の神山稲荷神社が建つ場所)に奉移。※この時に上山は神山に改名されました。
1869年(明治2年)箱館戦争で社殿を消失。ご神体は大祐庵(現祐寺)に移転。
1874年(明治7年)に谷地頭に仮社殿を建立。
1878年(明治11年)に現在の元町配水場のある場所へ移転。
1879年(明治12年)現在の宝来町へと移転し120年もの間鎮座。
1934年(昭和9年)函館大火により焼失。一時湯倉神社へ避難。
1950年代に仮の社殿が台風で完全に倒壊。
1958年(昭和33年)西部地区に鉄筋コンクリート造りの新社殿が完成。
しかし、ドーナツ化現象で郊外への人口流出が進み、空洞化が進んだため移転を決意。
1992年(平成4年)に創建の地神山の奥にある現在地へ移転。
補足ですが、北海道東照宮様も箱館戦争にゆかりのある神社様で、碧血祭の後援や運営のお手伝いなどをしてくださっています。写真は箱館奉行・小出大和守の名前の入った立派な手水鉢。もう一枚は箱館戦争で壊された狛犬さん。 pic.twitter.com/iy9deR6exS
— 宮島 (@miyajima_touken) May 14, 2018
境内には、新選組を祀る純忠碧血神社や、箱館戦争の戦火をくぐり抜けた弾痕の残る手水鉢や、五稜郭や弁天台場の石垣を手がけた石工井上喜三郎作の狛犬も移設され存在します。
『北海道東照宮』の御朱印には金色の徳川家の葵紋が押印されています。
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