【函館市】『恵山』は高い山ではありませんが様々な景色を眺める事ができます!
こちらは『恵山』です。
標高300mの火口原駐車場までは、車で登る事ができます。
この火口原駐車場から恵山山頂まで(権現堂コース)は、片道約70分です。
恵山道立自然公園に指定されており、新日本百名山・北海道百名山に選定されています。
『恵山』は、標高618mの活火山で、渡島半島の南東部に位置する亀田半島にあり、南は津軽海峡、北は内浦湾(噴火湾)、東は太平洋に面した場所にあります。
この一帯は、100万年前より古い時代の火山岩からなっており、下海岸(戸井・恵山)には、岩肌が断崖絶壁で、今から約1000万年~500万年前に海中で噴火した流紋岩や玄武岩などの火山噴火物や溶岩からできています。
『恵山』は、4万年前以降に噴火を開始した火山で、外輪山溶岩と円頂丘溶岩からなる二重式火山です。
約1万年前から現在の『恵山』の溶岩が活動をはじめ火砕流や山体の崩壊も起きています。
現在も恵山の爆裂火口で噴気活動が活発で、火口では、硫黄鉱床を見ることができます。
山肌中部から上部は、植生がむずかしく、赤茶けた火山の地肌が露出しています。
荒々しい山肌や溶岩、噴気の様子から古くから信仰の対象となっており、下北半島『恐山』と並ぶ霊場でもあります。
★『恵山』はこちら↓