【函館市】南部坂にあるレアな歴史的スポット、どこかわかりますか?
こちらは『南部坂』です。
江戸幕府が蝦夷地を直轄していた時代に南部藩の陣屋が、ここにあったことからこの名前がついたと言われています。
坂のはじまりは、穏やかなさかですが、途中から勾配がかなりきつくなる坂です。
『南部坂』を登り切ったところに『函館山ロープウェイ山麓駅』があります。
こちらの『函館山ロープウェイ山麓駅』から『山頂駅』まで125人乗りのゴンドラで約3分で到着します。
こちらのゴンドラは、支柱のない造りなので視界もいいです。
★『函館山ロープウェイ山麓駅』はこちら↓
凾館山の南部坂の標柱。陸軍省、第十三号、津軽要塞第一地帯、明治三十二年八月十日と刻まれている。この坂の上にある標柱から凾館要塞のエリアになり立入禁止でした。鶴見劇場。音之進くんの三輪車は進入OK!? pic.twitter.com/R3JiPGQ5rO
— なんのその花の梅沢旅団 (@ikameshi_f40) October 3, 2019
はじめの写真で、気が付いた方いますか?
『南部坂標識』の下に、約120年以上設置されたままの石標『津軽要塞標柱』があります。
1895年(明治28年)の『日清戦争』の後、函館で要塞築城の計画が持ち上がり、1898年(明治31年)に函館山に要塞(函館砲台)が建造されました。
その際、この『津軽要塞標柱』(敷地境界標)が、函館山の麓界隈に複数設置されました。
その中の一つが、特に何の説明もない形であります。
城メモ・南部陣屋
函館山ロープウェイ駅の駐車場あたりか。解説板と標柱あり。
石垣は後世のものかな?遺構は不明ながら、地形は良く残っていそう。蝦夷地防衛を命じられた南部藩が二度利用。幕末期には室蘭、長万部、砂原の陣屋を束ねる元陣屋でした。
そして謎のJOJO。 pic.twitter.com/EqCARQA56g
— くま@鹿ハンター (@kuma_white_kuma) September 24, 2019
『南部陣屋』は、1799年(寛政11年)に蝦夷地警備のために幕府に命じられて『南部藩』が築いた陣屋です。
一度廃止されたのち、1855年(安政2年)に再建されたのですが、1868年(明治元年)に廃されました。
現在は、石垣だけを残して『函館山ロープウェイ山麓駅』の駐車場として使われています。
★『南部陣屋跡』はこちら↓
15話で大沼指令長がハヤト達を函館見物に案内した時に映った洋館。
正式名称は「函館市地域交流まちづくりセンター」旧丸井今井デパートをリノベした現役バリバリの公共施設でございまーす#シンカリオン聖地 pic.twitter.com/0WW3bNjt6H— rimanoe@4/4は雪城ほのか誕生祭 (@RimanoeH) July 7, 2019
『南部坂』のふもとに『旧丸井今井百貨店函館店』があります。
1921年(大正10年)の大火で焼けた店舗に変わるものとして1923年(大正12年)に竣工したもので、現在は、『函館市地域交流まちづくりセンター』として使われています。
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