【函館市】様々な名前で呼ばれた『常盤坂』を降りたところに『函館丸』のレプリカがあるのを知ってますか?
こちらは『常盤坂(ときわざか)』です。
江戸時代後期、この坂の上に『大石忠次郎』の屋敷があり、そこに奥州の『義経願掛け松』と言われた巨木『常磐の松』があり、その名にちなんでこの名前がついたそうです。
『大石忠次郎』は『大石薬舗』の創業者で『江藤新平の乱』の際に薬を売り、その資金を元に九州の久留米に『大石薬舗』を創業した人物です。(現在は『キョーエイ薬品株式会社』)
他にも上の方に『大石忠次郎』が経営していた芝居小屋があったことから『芝居町の坂』とも言われました。
坂の中ほど一帯に『山之上遊郭』があり、遊女と別れを惜しんだ客が坂を見返るという事から『見返りの坂』とも呼ばれていたそうです。
箱館丸(復元)
函館に旅行に行った時に、写真撮ってきました。
幕末、箱館奉行は「箱館丸」で江戸と箱館を行き来していたみたいです。陸路じゃ、大変だからねー。 pic.twitter.com/rYE1OpR7Qa— ちか (@lalan1858) April 15, 2016
『常盤坂』の坂を下りて海へ出ると『函館丸』のレプリカがあります。
『函館丸』は、もともと高田屋嘉平のもとで働いていた船大工『続豊治(つづきとよじ)』が、函館奉行の『堀利煕(ほりとしひろ)』に要請されて建造した洋式帆船です。
1857年(安政4年)に完成し日本人の創造設計による最初の洋式帆船となりました。
(重さ56t、2本マスト、長さ30m)
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(Nagare〆)