【函館市】異世界に入り込んだ気分になれる『日浦洞門』を訪れたことがありますか?

2020年日浦洞門

こちらは『日浦洞門(ひうらどうもん)』です。

函館中心部から恵山に向かう途中の『日浦海岸』にせり出した部分にある『道道41号線(函館恵山線)』にあります。

『道道41号線(函館恵山線)』は、1985年(昭和61年)に山側へ迂回する新道(国道278号線)』サンタロトンネル』が開通するまでは『国道278号線』として使用されていました。

1928年(昭和4年)に開通した『日浦海岸』にせり出した岩盤を手削りした7つのトンネルを総称して『日浦洞門』とよんでいます。

絶壁の海岸に道を通そうとした時、岩盤の性質上、火薬や発破を使用することができなかったため、硬い岩盤を素掘りで砕いてトンネルを掘ったそうです。

『日浦』の地名は、アイヌ語の『フラウエン』が由来だといわれていて『海藻が浜辺に打ち寄せられて悪臭のする所』という意味らしいです。

高波や落石により通行止めになることもありますし、道幅が狭いことから交互通行ですが、函館と恵山を結ぶ路線バスも経由して運行しており、道道41号線沿いにある豊浦町大澗(おおま)町中浜町生活道路として現在も利用されています。

現在は、危険防止のためにあちこち補強工事もされていますが、以前は岩盤そのままの状況だったそうです。

なかなかスリルのある道で少々、怖い感じもしますが、異世界に入り込んだような不思議な気分に浸れます。

『日浦洞門』はこちら↓

(Nagare〆)

Nagare〆

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